• 158月
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    ぼかしたわけではなく、元々ぼけぼけでした。
    数えてみれば半世紀近くも前、
    あの頃は、現像してみて初めて写り具合がわかったのでした。

    友だちのYちゃんに、巫女さんする?と誘われて、したいしたいと。
    確か、足立区の大鷲神社の酉の市の日でした。
    (袴の片方に両足入ってます。…脱ぐとき気がついた。)

    宗教があるのだかないのだかというのは気楽なもので(不謹慎!)、
    巫女さんもすれば、お経みたいなのも唱えます。

     —–
     うん あぼきゃべろしゃの なかぼだらまに はんどまじんばら
     はらはりいたまの うんうん
     —–

    お盆だからではなく、
    時々耳元に蘇っては懐かしく思い出すこのお経!の思い出です。

    幼なじみのTちゃんがおじいちゃんから教えてもらったというこれ、
    幼稚園に入る前から一緒に遊んでいたTちゃんと私と妹でしていた
    お葬式ごっこ!で、太鼓叩いてハタキを振って唱えていました。

    聞き覚えなのでところどころ違ったのだけれど、調べてみたら、
    仏教の密教で唱えられる「光明真言」という呪文の最初の部分で、
    意味は「大日如来はじめ5人の仏様よ、我らを聖なる光で包み、
    救いたまえ」という、仏さまの功徳や光を讃える言葉らしい。
    ということで、お経ではなくサンスクリット語の真言!?

    我が故郷、足利の鑁阿寺を、私たちは大日様と呼んでいるのですが、
    「うん あぼきゃべろしゃの…」が大日如来に向けての呪文とは。

    私たち3人組は、毎日毎日本当によく遊んでいました。
    近くの川沿いを歩く探検とか、土筆を摘んで土筆製造株式会社とか、
    空き地に基地とか隠れ家を作るとか、劇を作って演じるとか。
    あと、学校ごっこでは、私は「しんにゅう」が大好きだった!ので、
    小さな黒板に、いつも「道」という字を書いて教えていました。

    それから20年たってそれぞれ結婚し、そこからさらに40年たった今。
    これからも「我らを聖なる光で包み、救いたまえ」です。うんうん。

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