
写真は野球ですが、スノーボードが好きです。
スノーボードといっても、するのが好きなのではもちろんなく、
見るのがとも、おそらく違って、
スノーボードをしている人、というか、している子たちが好き、です。
「日本のスノーボード界およびアクションスポーツ界において
「歴史を変えた生けるレジェンドであり、パイオニア」と
平野歩夢選手を称した朝日新聞が書いた記事を見つけましたが、
彼、そしてその後の10代の子たちのインタビューを見るたびに、
「ものすごくいいなぁ」と思ったのが、スノーボード好きの原点です。
いいなぁ…は、彼ら彼女らが境界線を持っていない、それに尽きます。
ここでの境界線は、地球上の境界線です。
オリンピックだったか世界大会だったかで、とてもいい演技をした
選手について、インタビュアーが、スノーボーダー女子選手たちに、
「今の選手はどこの国?」と聞いたのに対して、
顔を見合わせて「えー?わからない」「でも、ものすごいの」と。
そしてその後、滑り終えた子と、わあわあとハグ。
そのとき、この子たち自身も日の丸を背負っていないし、どこの国かなんて
問題じゃないんだと思ったのが、ものすごくいいなぁに繋がります。
古来からの日本だけしか見ていないと気づきにくいけれど、
そもそも多様が当たり前の今の世の中。出身とか国籍とか一言では言えない。
そのことを、私が思うには、スポーツ選手をはじめとする人たちが、
日本の私たちに気づかせ始めている今だと思うのです。
この間の、インターカルトの10月期生の入学式で、
私たちの式では、新入生全員が一人一人挨拶するのが恒例なんですが、
ヨーロッパ男子が「趣味はサッカー」と言って席に戻った後、
同じようにサッカーと言った一人一人に、後で連絡先を交換しようと、
スマホを操作するジェスチャー付きで声をかけているのを見ました。
声かけの相手に、出身、国籍の区別はもちろんなし。
自分はあんまり縁がないのだけれど、
スポーツって素晴らしいなと改めて思った、今年の秋の始まりです。
